ブータン 11日間
ブムタンウラ祭を訪れるブータン11日間の旅です。ブータン(Bhutan)はサンスクリット語のBhotant、チベットの果て、またはBhu-uttan高地から来ています。
現地ツアーの見どころ
ブータン国民は、ドゥク・ユル(Druk Yul) つまり 雷竜の国 と呼んでいます。 国旗にも竜が描かれております。 書物に記されているブータンの歴史は747年からです。 パドマサンババ(グル・リンポチェ)がトラの背中に乗って、山々を飛び越え、 チベットから来たという伝説が残っています。 彼は、タクツァンにあるパロ渓谷に到着したといわれ、 現在、トラの巣という意味のタクツァン・ラカンという僧院があります。 彼は、ニンマ派の創設者でもあり、第二のブッダとも呼ばれています。 17世紀に、チベットの高僧ガワン・ナムゲルが統一しました。 その後、19世紀末に内戦状態にあったブータンで、ウゲン・ワンチュクが 1907年に初代の国王となりました。その後、王制が続きましたが、 2008年に初の成文憲法典が公布され、立憲君主制へと移行しました。 このように、20世紀後半まで鎖国に近い状態だったので 手付かずの美しい自然と、自給自足の伝統的な生活文化が残っています。 気候の多様性もはっきりしており、南部は暑く、湿気が多いですが、北部は万年雪も残る高山気候です。 ブータンは谷も非常に多く、谷ごとに気候が変化します。 また、四季がはっきりしています。 2月から3月にかけては、もっとも美しい春です。 この時期には、春の花とも言われる ツツジが 西から咲き始め 赤・ピンク・白の色とりどりの花々が見られます。 そして、夏は暖かく、日中は抜けるような青空が広がり、旅行者がもっとも多い時期です。 雨は雨期(6月半ばから9月)に集中しています。 9月から11月は秋、11月から2月は冬と、寒くなると、雪に覆われたヒマラヤ山脈が楽しめます。
現地ツアー概要
ツアー期間 | 11日間 |
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最低開催人数 | 1名から |
日程表
日程 | 地名 | スケジュール | 滞在地 |
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1 | カトマンズやバンコクなど パロ |
ブータンの首都ティンプーの西、山々に囲まれたパロ国際空港に到着。 パロは美しい谷の中にあり、ブータンの魅力を十二分に感じることができます。 パロ市内を見学した後、首都のティンプーまでお送りいたします。 途中、タムチョーラカと呼ばれるブータンの鉄橋製作者を讃える歴史的な場所を訪れます。 午後は散歩を楽しみ、思わず写真を撮りたくなるような伝統的衣装を身にまとった人々や店、 バザーなど町の雰囲気を楽しめます。 |
パロ泊 |
2 | パロ ティンプー |
ブータンの首都ティンプー見学をします。 市場や仏塔のメモリアルチョルテン、国立図書館や伝統芸術学校を訪問します。 チャンガンカ寺では丘の上から町の様子が一望できます。 寺では敬虔な仏教徒が寺の周りを歩き、マニ車を回しています。 また、美しい壁画や何百もの金で書かれたお経があります。 午後は、1629年に作られた、ブータンで一番古い要塞の一つ、 シムトカゾンをご覧いただくこともできます。 また、ご希望がありましたら、ティンプーに程近い町にあるラジオ塔へご案内することもできます。 そこでは、祈りの旗がたくさん掲げてある丘の上から町を一望できます。 また、ブータンの国獣であるタキンの保護区、様々な伝統織物を集めている 国立テキスタイルミュージアム、 民芸歴史博物館なども訪れることができますので、ご希望をガイドにお伝えください。 |
ティンプー泊 |
3 | ティンプー プナカ |
ティンプーからプナカへ移動します。 朝、古都プナカまで移動の途中3050mのドチュ・ラ峠で休憩します。 東ヒマラヤ連峰の壮大な景色も楽しめます。 午後は、幸福の地と呼ばれるプナカゾンを訪れます。 1637年に建設されたプナカゾンは、ポ川とモ川の二つの川の合流地点にあります。 一時間ほど散歩を楽しんだり、ディビンマダマによって15世紀に建てられた子宝の寺、 チミラカンへと続く段々畑を楽しんだりします。 |
プナカ泊 |
4 | プナカ ブムタン |
プナカからブムタンへ移動し、この日はブムタン泊です。 中央ブータンへの入り口であるトンサまで行きます。 ブータンの王族の故郷であるトンサ・ゾンもありますが、 そこで目にする壮大な景色はあなたの目を魅了するでしょう。 また、タ・ゾンはワンチュック王朝に活躍した見張り塔で、現在は博物館になっております。 そこでは、ブータン王と王女のゆかりの品々が展示してあります。 昼食の後にはもっとも美しいブムタンの風景をお楽しみいただきます。 |
ブムタン泊 |
5 | ブムタン | ブムタン見物 ブムタンはブータンに暮らす人々の精神的なルーツがある場所です。 ここでは、多くの伝説的なお寺や王宮を見ることができます。 例えば、ブータンのもっとも重要な巡礼地の一つであるメンバル・ツォ湖(燃える湖)、 ジャンバラカ、クジェ・ラカンなどがあります。 まるで絵のような美しいチョコル谷からの見晴らしが素晴らしい、 ブータンで最も大きいジャカルゾンを訪問します。 ブムタンの有名なスイスチーズ工場と酪農場も見学できます。 |
ブムタン泊 |
6 | ブムタン ウラ |
この日はウラのお祭りを見学します。 (ブムタンからウラまでは1時間半ほどです) お祭り用の晴れ着に身を包んだ地元の人々がたくさんいます。 中には、お祭りに出席するため、なんと数マイルの距離を歩いてくる人たちもいます。 お面をつけながらの踊りや祈りを見たり、ご馳走を食べたりします。 サンダーボルトステップと呼ばれるダンスやスピンをすると、 身にまとった豪華絢爛な衣装が風になびきます。 アトサラと呼ばれるピエロは、ダンサーの動きを真似て、観客を楽しませてくれます。 祭り自体は、神聖なものですが、踊りは劇に似ています。 勧善懲悪的な内容だったり、歴史物語だったり、 ブータンの守護神グル・リンポチェの半生を描いた内容です。 また、お祭りは社交場でもあります。 日々の仕事を忘れて、豪華な衣装と宝石で身を飾り、非日常を楽しみます。 他にも祈りと天恵のために参加する人もいます。 |
ウラ泊 |
7 | ウラ ガンテ |
ガンテまで移動します。(標高3300m)ポブジカ谷と黒い山の連峰の景色が楽しめます。 ブータンでも一番古い修道院であり、最近、改築されたガンテゴンパに行きます。 伝統的なブータンの村の生活を続けているポブジカで一夜を楽しみます。 ここは、チベットで夏を過ごした何百もの黒首鶴が毎年11月に飛来するのを保護するため、 電線がありません。 |
ガンテ泊 |
8 | ガンテ パロ |
この日はワンディ経由でブータン第二の首都、パロへと戻ります。 1638年にシャプドゥンが建てたワンディゾンを訪れます。 ワンディゾンは4羽のワタリガラスが4つの異なった方向へ飛んでいった とされる非常に縁起のよい場所です。 昼食後も自由行動です。ツツジ・ラン・モクレンといった花々を楽しめます。 |
パロ泊 |
9 | パロ | ここから文化に触れる旅が始まります。 ブータン様式の建築であるパロリンプンゾンを訪れます。 今は国立博物館となっている見張り塔のタ・ゾンも訪問できます。 タ・ゾンは丘の上に建てられて、元々、戦争の間、 リンプンゾンとパロ谷を防御するのに使用されました。 珍しい円形のほら貝のような構造で、現在は様々なブータン芸術品、 例えば、服装、宗教画、兵器、織物といった品々を収集しています。 午後は、1644年にチベット人の侵略者に対する勝利を記念するために作られ、 1951年にバターランプの炎によって破壊されたドゥゲルゾン(勝利のとりで)を訪問します。 また、7世紀ごろに作られた、ブータンで最も神聖な神殿であるキチュ・ラカンも訪問します。 |
パロ泊 |
10 | パロ | 神聖とされている「トラの巣」、谷から900mも上にある岩肌にある タクツァン修道院に向かいます。 グル・リンポチェはトラに乗ってかの地に飛び降りたといわれています。 そこで、3ヶ月間彼は思索しました。トラの巣はブータンでもっとも神聖な場所のひとつであり、 ブータンだけでなく、近隣の仏教国の巡礼者が訪れる場所です。 タクツァンのカフェで、昼食を食べることができます。 帰る途中でドムツェ・ラカンという鉄橋製作者のタントンギャルポが建立した寺に立ち寄ります。 |
パロ泊 |
11 | パロ | 朝、パロ国際空港までガイドがお見送りいたします。 | 【機内泊】 |
旅行代金について
1名様 | $3,400 |
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2~3名様 | $3,200 |
4~5名様 | $3,000 |
6名様以上 | $2,900 |
ご案内とご注意
お支払いについて
お支払いは原則としてPaypalにてドル建てにてお支払いとなります。
詳細はお申込みまでの流れをご確認下さい
旅行代金に含まれるもの
- ブータン国内における全行程の交通費
- ホテル代 ガイド料
- 全行程3食の食事代
旅行代金に含まれないもの
- 国際飛行機代
- 燃料サーチャージ代・空港施設使用料
- 入国ビザ代・海外旅行傷害保険代
- ミネラルウォーター・ジュース・アルコール類などの飲料代
- 寺院・博物館など各種入館料
キャンセル料について
- 30日前~15日前まで 15%
- 14日前~8日前まで 20%
- 7日前~5日前 50%
- 4日前~前日 80%
- 当日及び旅行開始後の解除又は無連絡不参加の場合 100%
上記のキャンセル料は現地ツアーの料金となっておりますので、別途航空券のキャンセル料が必要となります。
ご案内とご注意
ツアーは年間を通して行っております。
お問合せいただいた時点で、ご希望の日程に近い日をご案内いたします。
また、ご希望の日に合わせて、ツアーを組むことも可能です。
お申込み・お問合せの際、『4月に行きたいと思っています』や『5月13日に出発したいです』などお気軽にご連絡ください。
なお、ネパールは10月から5月が、乾期となり、観光シーズンです。この時期は、出発日の40日前がお申込み締切りとさせていただきます。
6月から9月は雨期となりますので、山の景色を楽しむのは難しいですが、高山植物を楽しみたい場合は、6月頃がおすすめですし、雨上がりの景色は他のシーズンでは見ることのできない、不思議できれいな景色です。ネパール(カトマンドゥ)観光やチベット旅行などをおすすめしております。この時期は、出発の1週間前がお申込み締切りとなっております。
お問い合わせ
上記の現地ツアーの催行状況や、内容についてお気軽にお問い合わせください。
(お急ぎの場合はTEL:078-595-9433までお電話ください。)
折り返し当社担当よりお電話にてヒアリングさせて頂きご相談とさせていただきます。
下記メールだけではお申込みは完了しておりませんのでご注意下さいませ。
仮予約をご希望のお客様はお申込みのご注意点およびトレッキングツアー約款についてをお読み頂きますようお願い致します。