旅のレポート
シェルパが解説する「エベレスト(8848m)」
2014.12.05
世界最高峰の山エベレスト(8848m)はアルピニストなら一度は挑戦したい山でしょう。
エベレスト登頂経験者のシェルパガイドと専門チームがみなさまの夢を叶えるお手伝いをいたします。
私のエベレストベースキャンプ〜エベレスト頂上迄の経験
ベースキャンプ〜C1迄
エベレストベースキャンプは5300m、ここからクンブアイスファールの道をはじまります。エベレスト登頂迄の一番危険な道もこのベースキャンプ〜C1迄のクンブアイスフォアールです。毎年多くのクライミングシェルパが事項に合う場所もこのアイスフォールです。
外国のお客様たちはエベレスト登山期間の間3回〜4回ぐらいしか歩かないのであまり事項にも合わないですがシェルパたちは毎日朝2時ごベースキャンプ〜C2迄荷物を運んで朝の10時迄にベースキャンプに戻ります。
クライミングシェルパたちはC2〜サミット迄の準備でベースキャンプC2迄歩く回数が多いため事項に合うのも多いです。
このクンブアイスフォールの道はずっとフィクスロープを張って作った道です。この道には危険なクレパスも多いです。この道を歩く時は気をつけて歩きます。同じ場所で何人か集めて休憩する事もよくない。大きなを出すのもよくない。V型クレパス少し遠い所からも見えますが、A型カルパスは中が寛くってクレパスの口が見えないです。A型クレパスで事故が多いです。
クンブアイスフォールの道を作るシェルパはアイスフォールドクターといいます。
アイスフォールドクターたちは3月の中から5月の終わり迄毎日危険な仕事をします。
ベースキャンプ〜C1迄クライミングシェルパたちは荷物もって3時間、外国のお客様は5から6時間でC16100mにつきます。
ベースキャンプ〜C1の間は50〜55ぐらいのはしごをわたります。アイスがとげたり、雪崩があったりするので毎日ほど道がかわります。
距離は3キロほど。C1からC2迄は登り下りがなく、エベレスト登山で一番歩きやすい道ですがAがたクレパスが多いです。
この日もロープをはずさないで歩きます。
C1から1時間ぐらい歩いたらヌプチェ山のふもとを通ります。天気が悪い時はヌプチェからの雪雪崩が多いのでここは気をつけて歩きます。この日も3キロぐらい歩いたらC26400mにつきます。C2も場所がひろいくて安全な所です。C2〜C3迄2キロぐらいですC2から1時間ぐらいは歩きやすい道ですがA型クレパスが多いのでずっとフィクスロープはずさないで歩きます。1時間後ローチェフェースにつきますここ〜ブルーアイスのきびしいクライミングがはじまります。C3はすごい危険な場所で風が強く雪崩も多いです。ここはテントから外にでたらすぐセーフチーを付けます。寒さは−30度くらいです。高山病になる事も多いので温かいお茶、お湯、とスーピなど多く飲んだほうがいいです。
C3 〜C4迄はブルアイスが多いです。
C4(サウスコール)迄の道は2.5キロぐらいでシェルパたちは3〜4時間ぐらいで行きますが外国人のお客様は7〜8時間ぐらいかかります。C3〜2時間ぐらい歩いたらYello Bend toと言われる60〜70mぐらいの黄色い岩を越えます。この岩を越えた所でロチェとエベレストに行く道をわかれます。ロチェはずっと上に登りますがエベレストは左側に行きます。C3〜Yello Bend 迄はずっとブルアイスの上に登りますがYello Bend 〜ジュ二バー迄はブルアイスに石をまぜたなだらかな道です。ジュ二バー〜サウスコール迄は登りがないです。ゴロゴロ石の上に20分歩きますとサウスコールにつきます。体を疲れて食欲もないですが生きるためには無理やりでもかるい食事をします。エベレストと登頂迄登ってサウスコール迄戻る準備もここにします。C3 〜サウスコールは遅くても4時ごろにつきます。サウスコールで3〜4時間ぐらい休憩して夕方9時ごろに頂上へ出発します。
エベレスト登山の一番きびしい日はサウスコール頂登ってサウスコール迄帰る日です。
この日はきびしい日楽しい日危険な日もあります。サウスコール〜2時間ぐらい登って8400mの所で昔はC5を作ってましたがC5を作る場所は危険性が多いため最近は作らないです。
C5〜3時間ぐらい登ったらバールコに着きます。ここで酸素ボンベを変えます。ここで酸素ボンベ2本ぐらい帰りのため置いておきます。
バールコニから2時間ぐらいで南登頂につきます。きびしい登りです。
南登頂からヒラリステップ迄危険な道です。すごい気をつけて歩きます。
ヒラリステップのあたりは古いロープもたくさんはってあります。間違って古いロープを使ったら大変です。ヒラリステップ〜30分ぐらいで頂上につきます。頂上で15分〜30分ぐらいおりますが帰り道と時間体力を考えておくほうがいいです。
遅くても10時迄にサウスコール〜出発しないと頂上に登ってサウスコール迄戻って来れないです。サウスコール〜サミット迄ずっとユマールを付けて酸素を吸いながら登ります。エベレスト登山の一番大事な事は登山中おいしい食事を作ってくれるコークお客様一人に付きクライミングシェルパ二人酸素ボンベをお客様一人に付き12本ぐらい、サウスコールサミット迄の間渋滞に合わないようにする事が一番大事です。